「山あげ祭」カテゴリーアーカイブ
山あげ祭に関する投稿です。
先陣を切る世話人(写真:2011年7月24日金井町訪問)
山あげ祭で訪問が行われるときは世話人さんが先陣を切って歩きます。
山あげリハーサル(写真:2011年7月3日山あげ会館前)
いつもの年ですと7月の上旬に山あげ祭のリハーサルが行われます。当番町さんにとっては完成した山を使って行う山あげ祭のリハーサルですので入念に行われます。
金棒曳が屋台を先導する(写真:2011年7月24日金井町訪問)
今年は山あげ祭がコロナの影響で中止となり、その姿を見ることはできませんが、ぜひ一度は金棒引きを先頭に屋台が移動してきて山があれよあれよと言う間に組み立てられる姿を御覧いただきたいと思います。
金棒をもって進む金棒曳(写真:2011年7月21日宵祭)
屋台の露払いを務める金棒引きは、親御さんにとって、「うちの子どもをぜひ金棒引きにしてほしい」と人気のあるポジションです。
屋台の巡航には必ずついてまわるので、当番町以外でも屋台をだせば必ず金棒引きが必要になりますが、それはそれ、6年に1度の当番町の年の金棒引きとなれば、親御さんも必死になります。
大屋台の組立(写真:2011年6月26日)
大屋台は山あげ会館に展示してありますが、山あげ祭の前に組み直しを行う場合があります。屋台の組み立ても一つの伝統文化として継承されているものだからです。当番町によっては、組み立てを1からビデオ撮影し、次の当番のときに記録として役立てているところもあります。
山の制作(写真:山あげ祭2011年6月4日)
山あげ祭の準備は追儺祭のあとから始まります。竹で組んだ網代を制作し、和紙を貼るという工程を若衆さんたちは、毎日繰り返します。
この年の仲町の世帯数は52戸で、6町内でも最小の世帯数となっています。
山あげ祭が開催できるのかと心配されましたが、仲町自治会、若衆団、それぞれが伝統を受け継ぐべく尽力した結果、無事、山あげ祭の開催へとこぎつけました。
お注連建(写真:山あげ祭2011年7月1日)
7月1日の朝、八雲神社の鳥居に注連縄が立ちます。いよいよ山あげ祭が始まるという合図です。
この年は東日本大震災が3月11日に発生し、お祭りができるのかどうか危ぶまれた年でしたが、仲町若集団の皆様のご尽力で無事山あげ祭が開催されることとなりました。
7月1日早朝、お祭り月の始まり(写真:八雲神社鳥居前)
7月1日の朝、八雲神社鳥居前に当番町のみなさんが集合します。
ここからお注連連立式、報告祭と、若衆さんたちの手によって山あげ祭本番へ向けて着々と神事が執り行われていきます。
2011年仲町集合写真
2011年山あげ祭 主要参加者一覧
金棒曳 島崎華乃、佐藤来海、阿相瑠華、網中彰子、金井悠奈
木 頭 小堀直亮
副木頭 ウィリアム・バーグ
舞台主任 ウィリアム・バーグ
御拝主任 佐藤達也
座敷主任 佐藤久夫 副主任 岡田洋明
波橋主任 岡田豊実 副主任 丸山諒太
前山雲主任 伊藤了
館主任 阿相政敏
滝山主任 杉山昌弘
大山主任 森一好
世話人 島崎健一、岡田哲一、山内崇、蛭川晶友
自治会三役 青木一夫、海老沢祐一、小堀重光