午後五時、笛、太鼓の音が一斉に止み、しわぶき一つ聞こえません。還御発輿祭が行われます。終わると手早く若衆がお神輿を舁ぐ準備を致します。受当番若衆が八雲神社の御神酒を戴き、木頭の拍子木によって手締めを行ない八雲通りに出御します。その後を子供神輿、神主、奉賛講、屋台と後に続き鳥居迄お神輿をお見送りします。
鳥居前にお神輿を東向きに安置して、お飾りを素早く外します。
お神輿は「あばれ神輿」に早変わりして町を練り歩きます。
子供神輿はそれぞれの会所に戻ります。
当番町の屋台は鳥居を背にします。つけ祭りの屋台は当番町の屋台に向って集まります。
ブンヌキが始まるのです。
笛、鉦、太鼓の打ち合い、町ごとの競争です。真剣勝負です。当番町の若衆、つけ祭りの若衆達が自町の囃し方達に一メートル程の大きな団扇で扇いで景気をつけます。観客が十重、二十重に取り圏きます。当番町の木頭の笛の合図により始まります。
万雷の響きのなかで、三十分位で終ります。
ブンヌキが終りますと、当番町の屋台が最初に自町へ、次いで他の屋台も各町へと帰って参ります。
■お仮殿前
平成23年7月24日 午後4:00
ブンヌキは、各町会の屋台が集まりお囃子と若衆の掛け声で一番を競う行事。本来はひたすら行い、最後まで残った町会が勝者となるという。現代は15分間の一本勝負!!
仲町屋台到着
鍛治町屋台到着
日野町屋台到着
■用意はいいですか若衆
いまかいまかと鍛治町若衆
いよいよ始まり、仲町若衆頑張れ!!
金井町若衆も気合がみなぎる!!
■熱いぞ 若衆
■若衆だけじゃない