裃姿の神社役員と八雲委員達、正装姿の四人の若衆世話人、祭半纏着用の受々当番の若衆達が、時間通りにお仮屋前に勢揃い致します。
お神輿の渡御に当り非常に活気に満ち溢れており、交通は一時遮断されます。
渡御発輿祭が終ると若衆が手早く舁ぐ準備を致します。持参の酒で直会、木頭による手締めで出御です。
触れ太鼓、手に長刀を握った赤面と青面を附けたカラス天狗、賽銭箱を舁いだ二組の若衆、朱傘、お神輿、前導、神職、八雲委員達の順で出お輿します。
御巡路は仲町、泉町、屋敷町、元田町、金井町、鍛冶町、日野町と御巡行されて十文字のお仮屋に還御なされます。正午までにお仮屋に着く事が若衆の心意気とされております。
各会所で会所祓を致します。お神輿の向きは町によって異なりますが、会所の正面の道路中央に、お神輿を安置します。すぐにその町の若衆はお神輿の前に祭壇を設けて、御神酒、赤飯(重箱の蓋を取る)、鏡餅、胡瓜、野菜、果物等をお供えし会所祓を致します。
渡御を始めとして、神幸祭、還幸祭では、お神輿を高い所から見下ろす事は大変忌み嫌われており、二階から見下ろしたりする家があると、その家にお神輿をもみ込んだ事もあったと伝えられております。
■お仮殿・各町会
■渡御 泉町会所付近
泉町の世話人や若衆、住人の皆さんが沿道で拍手でお出迎え。
沿道の皆様の前にて、神輿を担ぎ上げ。
■渡御 屋敷町・八雲神社付近
泉町を終え、お神輿は屋敷町会所へ向かう。
屋敷町の会所へ到着。
八雲神社前、朝の静けさの中。
八雲神社までもう少し、早朝より街の1/3を練歩いた。
■渡御 八雲神社・元田町会所付近
泉町を終え、お神輿は屋敷町会所へ向かう。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』で撮影場所となったラーメン川又さん、看板はみどりやさんのまま。
町境にて折り返し。
■渡御 金井町会所付近