山あげ祭りと常磐津
山あげ祭りでは数々の常磐津の芝居が上演される。 隣接する那珂川町(旧馬頭町)、さくら市(旧喜連川町)や茨城県内での 祭りではよく見受けられる傾向である。 江戸時代、水戸藩においては常磐津が盛んであったということもあり那珂川水系は 常磐津が盛んになったと推測される。
現在主に上演される常磐津は次の演目である
かつて公演された記録がある演目
常磐津の伝承
かつては宇都宮や常陸大宮から常磐津の太夫を招聘して上演していた。 しかし、烏山において常磐津の活動をしていた我孫子様(常磐津津延太夫)という方がなくなったこともあり、常磐津津太夫師匠が昭和55年より当時の当番町に招聘され、烏山町から招聘を受け、「山あげ常磐津会」の指導を行っていた。 2008年からは、那須烏山市出身の常磐津津紫摩が山あげ保存会芸能育成部の指導者として、後継者の育成に尽力されていらっしゃいます。